摂食障害
摂食障害とは?
「拒食症」は、食べることを極端に少なくし、周囲から見るとやせすぎているのに体重が増えることを恐れ、低体重を維持しようとする行動が目立つ病気です。
下剤を大量に使用したり、食べた物をはくという行為も良く見られる症状です。
食べることが怖くて、食事が出来なくなる人もいます。
「過食症」は、一度に大量に食べてしまい、そのことを非常に後悔し、気持ちが「ゆううつ」になったり、いらいらしたりし、太ることを恐れて吐いたり、下剤を使ったりすることで、食べたものを外に排出する行動が目立つ病気です。
いずれにしても「食事のコントロールが難しい」病気ですが、治療すれば良くなっていく病気です。
摂食障害の症状
- 食べ物のことばかり考え頭から離れない
- たくさん食べているのに、すこしも太らない
- 食べたあと、必ずトイレに入って吐かずにいられない
- いやなことがあると(ストレスがかかると)、たくさん食べたくなる
- 食べ物のことが頭からはなれず、勉強や仕事など大事なことが考えられない、
手につかない - ふと食べ物を目にすると、食べたい衝動にかられて止まらない
- 食べたあと、自己嫌悪な気持ちになり、ふさぎこんでいる
- 他の人から「やせているね」と言われても、「太っている」と思う
- どれだけが一人前の食事の量なのか、わからなくなってきた
- 食材を買うのにお金がかかり、他の物を買う余裕がない
この他にも人によってさまざまな症状があります。
- 過食嘔吐を繰り返していると、食道炎になったり、歯がぼろぼろになります。
- 手に吐きダコができたりします。
治療すれば良くなっていく病気です。 一人で悩まず一度ご相談にいらしてください。